![]() 板張りボート
ソロモン諸島のカヌー。板張りの舟は普通真っ直ぐな板を曲げて必要な形にするが、このトーラの作り方は変わっている。 1枚1枚の板を必要な形に削って作るのだ。次に、籐のひもで結び合わせ、板に残された突起部(ラグ)に肋材を結びつける。 そして、板の継ぎ目は両面から樹脂を塗って滑らかに仕上げてある。 図のように肋材はかなり太い。これに、板の座席が取り付けられている。 ■サンパン
中国南部の川、湖、運河で使われる小舟。地方や用途によって何百種類もある。
右図のサンパンは、漁師から魚を集荷するためのもので、いけすが備えられている。船尾が大きく空いており、船外機を取り付けるようになっている。
■インドの舟
インド南東部のマドラスの港が出来る前は、沖の大型船から岸まで人や荷物を運ぶのに右図のようなボートが使われた。それぞれの板は穴が空けられてロープで結び合わされている。ロープの結束力はそれほど強くないので波を受けると柔軟に動いた。
インド東海岸の漁師は今でも右図のような方法で舟を作る。ココナツの繊維などを板の継ぎ目に詰めて、ロープ(これもココナツの繊維で作る)で結び合わせる。 右は断面。 ■ゴンドラ
ベネチア(ベニス)のゴンドラはあまりのも有名。テレビでも良く目にする。両端が大きく反り上がった特徴的な形はとても美しい。ゴンドラは水上都市ベネチア市民の生活に密着している。 ゴンドラは、右図のように右舷より左舷の方が広くなっていて、全体に捻れているような感じがする。このため、オールで片側を漕ぐだけで真っ直ぐ進むことが出来るのだ。 また、船首には鉄製の飾りが付いている。これは、船尾の漕ぎ手とバランスを取るオモリの役も果たしている。 ■ドーリー
アメリカ、カナダ、ヨーロッパなどのタラ漁師がニューファンドランド沖の大西洋で使った舟。特徴は、舟の内部の座席や道具入れ、マストなど全て取り外すことが出来ることで、6隻も積み重ねることが出来た。漁場まで母船に積んで運ばれた。 いかだ |獣皮ボート |樹皮カヌー |板張りボート
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