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USAカヌー事情−2

WOODEN BOAT SCHOOL について

White River Artisans Schoolのワークショップ。本文とは無関係。 初めにこのスクールのことを知ったとき、こんなスクールがあるなんてさすがアメリカだなあと感じました。
スクールは、メーン州の東のはずれ、ほとんどカナダとの国境に近いところにあって、ウッドボートのことなら何でも学ぶことができます。コースはだいたい4月から10月頃 にかけて行われます。7、8月は、4つも5つものコースが同時にあって、いろいろなボート、カヌー、カヤックなどが同時に作られることになります。
このページは、今年(97年)のスケジュール表をもとに作りました。
スクールについてもっと詳しく知りたい方は、パンフレットやスケジュール表を請求すると良いでしょう。

WOODEN BOAT SCHOOL
P.O.BOX 78 , NASKEAG ROAD , BROOKLIN , MAINE 04616-0078
PHONE:207-359-4651 FAX:207-359-8920

--- Seamanship ---

このシーマンシップのコースは、実際にヨットやボートに乗って海に出たりしながら学ぶものもあります。
ほとんどのコースは1週間で、受講料は500ドルからです。
このへんは、カヌーの話からちょっとはずれるので詳しくは説明しません。

■ Elements of Seamanship T,U
■ Craft of Sail T,U
■ The Skill of Coastal Seamanship
■ Coastwise Navigation
■ Elements of Coastal Kayaking
■ Crusing Under Power
■ Windjamming on Board the Schooner LEWIS R.FRENCH
■ Coastal Crusing Seamanship

--- Boatbuilding & Woodworking ---

さて、面白いのはこちらの方です。
ボート作りの基礎から始まり、ロフティング、修理の仕方、なんと模型の作り方まで学べます。
ここで作り方を学べるボート、 カヌー、カヤックの種類は、20種類以上に及びます。やはりこちらもほとんどが1週間のコースとなっていて、受講料はほとんどのものが500ドルです。
ここでさらに面白いのは、1人1人が自分自身のカヌーなりボートを作ることができるコースがたくさんあることです。この場合、材料費が別にかかることになります。
それぞれのコースは、その道のプロの方が来られるわけです。テッド氏もここで2つのコースを受け持っておられます。
説明の中で、特に何も書かれていなければ、 期間は1週間、受講料は500ドルです。

■ Introduction to Boatbuilding
ボート作りの基礎の基礎

■ Fundamentals of Boatbuilding
クラシック・ボートビルディングの基礎理論と練習
1週間のコース(500ドル、年間6回)と2週間のコース(900ドル、年間2回)がある。

■ Lofting
設計図を理解する。

■ Building SWEET DREAM
スウィートドリームは、4ミリ厚のプライウッドを使って作る、重さわずか28ポンド(13キロ)の軽量カヌー。 全長は、12から14フィートまでいろいろ。
受講料500ドル、パートナーは250ドル、材料費300ドル。

■ Building the Adirondack Guideboat
ニューヨーク州アディロンダック地方で使われていた、クラシックボート。全長16フィート、重さ70ポンドほどのものが一般的だが、 ここで作るのは12フィートの小型版。これは、2週間のコースで受講料は900ドル。

■ Building Your Own Baidarka
バイダルカは、何百年も昔からアリューシャン地方で使われていたカヤック。本物は、流木、鯨の骨、シーライオン(アシカ、トドなどの海獣類) の皮などを使ったが、ここで作るものは、多少違った材料を使う。自分自身のバイダルカを1週間で作る。
受講料500ドル、パートナー250ドル、キット代1050ドル。

■ Building the Nordik Pram
ノルディックプラムはノルディック地方で使われていた小型の手漕ぎボート。

■ Wooden Boat Repair Methods
ウッドボートの正しい修理法を、2週間で学ぶ。受講料は900ドル。

■ Modern Skin-on-Frame Boatbuilding
ケブラーなど現代の材料を使って、フレームに皮を張ったタイプのカヤックを作る。

■ Building the Maine Guide Canoe
伝統的な方法で、ウッド・キャンヴァスカヌーを作る。講師は、Jerry Stelmok 。

■ An Introduction to Boat Modeling
ボートの模型作りの基礎

■ Building Half Models
ハーフモデル(縦に半分にした模型)を作る

■ Theory and Practice of Plywood Boatbuilding
プライウッド(合板)で作るボートの基礎

■ Canoe Repair and Restoration
ウッドキャンバスカヌーの修理とレストアのコース。実際に自分の古いカヌーを持ち込んできれいに修理する。期間は1週間、受講料は600ドル、 パートナーは300ドル

■ Ultralight Lapstrake Boat Construction
小型軽量の手漕ぎボートを作る。

■ Building the Dory Skiff
フラットボトムの小型ディンギーを作る。

■ Building Your Own Mill Creek Kayak
ミルクリークカヤックは全長13フィート、重さ36ポンド(16kg)のカヤック。幅が広く、安定性があり、海でも使える。 自分自身のカヤックを作る。
講師の Chris Kulczychi は、シーカヤックデザイナー。
期間は1週間、受講料500ドル、パートナー250ドル、材料費600ドル。

■ Building the Sharpie Skiff
シャーピースキフは、19世紀スタイルの、全長12フィートの小型手漕ぎボート。

■ Stitch-and-Glue Boatbuilding
現代的な方法で、プライウッド(合板)を使ってヘビーデューティーボートを作る。

■ Joinerwork
ジョイント(継ぎ手)の技術を学ぶ

■ Birchbark Canoe Construction
14フィートのマレシートスタイルのバーチバークカヌーを作る。

■ Glued Lapstrake Plywood Construction
12フィートの小型ディンギーを作る。

■ Building a 12′Semi-Dory Flat-Bottomed Skiff
12フィートのセミ・ドリー、フラットボトム・スキフを伝統的工法で作る。

■ Building Your Own Wee Lassie
超軽量カヌー、ウィーラシーを作る。期間は2週間、受講料900ドル、パートナー500ドル、材料費500ドル。

■ Fine Woodstrip Kayak Construction
全長17フィートの1人乗りウッドストリプシーカヤック "エンデヴァー" を作る。
講師は、テッド・ムーアズ。 期間は1週間、受講料は500ドル。

■ Building Your Own Cape Charles Kayak
ケープチャールズカヤックは、全長17フィート、重さ35〜40ポンドのシーカヤック。ステッチ&テープ工法で 自分のカヤックを作る。期間は1週間、受講料500ドル、パートナー250ドル、材料費530ドル。

■ Building Your Own Shellback Dinghy
シェルバックディンギーは、全長11フィート2インチの小型ディンギー。1週間で、自分のディンギーを作る。 受講料500ドル、パートナー250ドル、キット代1395ドル。

■ Building a Dory
ドリーは伝統的なワークボートで、全長は12〜20フィートくらい。このコースでは、全長14フィートのメーン州スタイルのものを作る。

■ Building the Fiddlehead
デッキ付きの軽量ダブルパドルカヌー、フィドルヘッドを伝統的工法で作る。全長10フィート6インチ、幅28インチ、 重さ42ポンド。

■ Fine Woodstrip Canoe Construction
エポキシを使って、美しいウッドストリプカヌーを作る。講師は、テッド・ムーアズ。2艇のカヌー、15フィートのボブ・スペシャル と17フィートのフリーダムを作る。期間は1週間、受講料500ドル。

■ Building the 18′Peregrine
ペレグリンは全長18フィート、重さ110ポンドの手漕ぎボート。厚さ4ミリのマホガニー・マリン・プライを使う。

■ Building Your Own Greenland Kayak
全長18フィートのグリーンランドスタイルのカヤックを作る。期間は1週間、受講料500ドル、パートナー250ドル、材料費400ドル。


--- Related Clafts ---

そのほかには、絵画、写真、海洋の天気、ロープワークなど、関連するコースがたくさんある。
こちらは、すべて1週間で、受講料は500ドルとなっている。

■ Seascape / Landscape in Watercolor
■ Surveying of Wooden Boats
■ Precepts of Advanced Survey Practices
■ Surveying of Fiberglass Boats
■ Troubleshooting Contemporary and Antique Outboards
■ The Elements of Small-Craft Design
■ Making Friends with Your Marine Diesel Engine
■ Marine Photography
■ Marine Weather
■ Ropework - Plain and Fancy


--- OFF-SITE SCHOOL ---

Wooden Boat School があるのは、アメリカの東のはずれ。なかなか来れないという人のために各地でコースが開かれています。
基礎から、カヤック、カヌー、ボート作りまで様々なコースが、年間4〜5回行われているようです。

■ The Small Boat Shop  カリフォルニア州サンフランシスコ
■ Chesapeake Bay Maritime Museum  メリーランド州セント・ミカエルス
■ Mariners' Museum  ヴァージニア州ニューポートニューズ
■ Feather Canoe Boat Shop  フロリダ州サラソタ


--- WoodenBoat MAGAZINE ---

「WoodenBoat」は世界でも数少ない木造船の専門誌です。隔月で発行されています。
更に詳しいことが知りたい方は、WOODEN BOAT のホームページを覗いてみて下さい。
スクールについても詳しく載っています。
 
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