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ミクマク

ヨーロッパ人と接触したときは、ノバスコシア、ケープブリトン島、ニューブランズウィック北部、プリンスエドワード島に居住していた。19世紀には、ニューファンドランド島のコーン川の辺りにも居住地を広げていた。
17〜8世紀は、周囲のマレシート族などと同様にフランスと同盟関係にあった。
生活の糧は主に川から得ることが多かった。サケ、ストライプドバス、ウナギなどである。海岸地域では、アザラアシ漁、貝の収集が重要であった。冬の間は、ムース、カリブー、ヤマアラシの狩猟で生活していた。
ミクマク族のカヌーは、両端のステムラインが大きくリカーブしほぼ半円形になっているものも見られる。それほど大きくカーブしていないものもあるが、先端が尖っているカヌーはないようだ。 また、海用に作られたカヌーもあった。これは、センター部のフリーボードが広く水が入りにくくなっていて、帆も取り付けられるようになっていた。
様々なミクマクカヌー (1)ミクマク森用カヌー
全長15′1″ 全幅31−1/2″深さ13″
森林用の軽量カヌー。ノバスコシアのミクマク族のもの。

(2)同じくミクマクの森用カヌー
全長14′7″ 全幅33″深さ13−1/2″
上に比べるとやや底がフラット。スォートは5本。

(3)ミクマク海用カヌー
全長21′8″ 全幅42″深さ20″
海用の大型カヌー。幅の広いスォートに穴が空いていてセールを取り付けられる。サイドセンター部が高くなっていて特徴的。

下はマストとセール。マストの高さは14′、横の棒の長さは9′。セールは7′6″×10′6″のほぼ長方形。てっぺんのひもはバウのスォートに結びつけられ、横からでたひもでセールをコントロールする。

ミクマク族のカヌーのガンネルは、インウェールとガンネルキャップのみでアウトウェールはない。
ヘッドボードは先端に向けてやや湾曲した形で取り付けられている。ヘッドボードから先の狭い隙間には木の削り屑や乾燥させた苔が詰め込まれている。
ガンネルとバークのラッシングは連続していて、切れ目がない。

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