![]() オジブウェーその存在が知られるようになった17世紀中頃は、セントメアリー川からミシガン湖半島部にかけての森林地帯に住み、大鹿の狩猟、ワイルドライス(マコモ)の採集などによって生活していたが、白人達と毛皮の交易を盛んにするようになるにつれて居住地を広げていった。具体的には、ヒューロン湖、スペリオル湖の北岸を中心に、東はジョージア湾の辺りから西はウィニペグ湖の西側にかけて広い。北側はハドソン湾側と南とに分ける分水界で分けられる。分水界より北側はクリー族の居住地である。南はモンタナ、ノースダコタ、ミネソタ、ウィスコンシン、ミシガン、更に一部はペンシルバニアまで達する。 オジブウェー族は更に4つのグループに分けられる。スペリオル湖地域のオジブウェー族、マニトゥーリン島やミシサギ川地域のミシサウガ族、ジョージア湾地域のオタワ族、 ヒューロン湖西岸のポタワトミ族の4つである。 人口はアメリカインディアン中最大で、1960年でアメリカだけで3万人に達し、カナダの居住者を合わせると5万人に達する。 オジブウェー族のカヌーには先端部が大きく反り返ったロングノーズカヌーが見られる。
(1)ハンターカヌー(2尋)1873年製。全長12′6″ 全幅31−1/4″ 深さ15″ 西部で使われた古いタイプ。ややナローボトム、サイドはフレア型。ステムピースの形状は下の図とほぼ同じ。ヘッドボードトステムを支え棒で繋いである。 (2)ハンターカヌー(2尋) 全長13′8″ 全幅37″ 深さ14″ 上のカヌーに比べると幅がかなり広めで、断面はより外に広がったフレア型である。 (3)貨物用カヌー(3尋) チマガミ湖のもの。全長18′6″ 全幅47″ 深さ22″ このカヌーはキャンバスカヌーの特徴も混じっているタイプ。深さがあり重い貨物を運べるように作られている。ガンネルは下の図のように、アウトウェールが2重になっている。ステムはプランクステム。ヘッドボードは斜めに取り付けられている。スォートは5本。ボトムはフラット、サイドはフレア型。 (4)ロングノーズカヌー 全長16′0″ 全幅34″ 深さ15−1/2″ ライスハーベスティングカヌー。オンタリオ、ロング湖のもの。西部のクリー/オジブウェーカヌー。ステムピースは大きくカーブしていて、ヘッドボードもそれに沿うように大きく曲げられている。底はフラットでサイドは外に広がるフレア型。アウトウェールはなく、インウェールの断面は丸い。 ガンネルキャップは付いている。ラッシングは隙間なく連続している。スォートは4本。 (5)ハンターカヌー(2尋) 1849年製。全長13′10″ 全幅33−1/4″ 深さ16−1/2″ 中央部はフレア型だが端に方はタンブルホームになっている。 (6)ロングノーズカヌー 全長14′8″ 全幅32″ 深さ13″ ライスハーベスティングカヌー。ミネソタのもの。中央部はフレア型だが端に方はタンブルホームになっている。スォートは4本。ガンネルは(4)とほぼ同じ。ガンネルの端の様子は下に示してある。クリー族の影響も受けている。 ■様々なステムの形状
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