西海岸部
トリンギト、ハイダ、チムシアン、クワキウトル、ヌートカ、コーストサリッシュなどの西海岸部の部族について説明する。
東南アラスカの海岸部から、カリフォルニア北西部にかけて、また河川に沿って内陸まで達し、次の3つの地域に分けられる。
アラスカ〜ブリティッシュコロンビア北部にかけて、トリンギト、ハイダ、チムシアンなどの部族が居住する北部。
ミバンキ〜クイーンシャーロット湾にかけて、クワキウトル、ヌートカ、ベラ・クーラなどが居住する中部。
ジョージア海峡〜ピュージット湾にかけて、コーストサリッシュが居住する南部。
この地域に共通しているのは圧倒的に漁労に依存していたことである。サケ、オヒョウ、海獣、貝、海草、鳥など幅広く利用したが、なんと言っても大部分はサケ漁に依存していた様である。
冬用の定住地はあったが、季節によってサケ、オヒョウ、海獣などの猟場を移動しながら生活していたようである。
カヌーに関して言えば、この地域では大型のダグアウトカヌーが主流であった。ここは材料となる大木が良く育つ地域でもあった。頑丈な大型のダグアウトカヌーは海での漁に適していた。
これら海岸部では、バーチバークカヌーはあまり報告されていない。
| トリンギト族(Tlingit) |
トリンギト語族
居住地は、アラスカ南東部のエリアス山からポートランド水路にかけての海岸地域である。ただし、ハイダ族が住んでいたプリンスオブウェールズ島の一部を除く。人口は1950年で約4000人である。
海獣、海草、貝なども食料としたが、なんと言っても特にサケ漁に依存していた。
大型のダグアウトカヌーが作られた。
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| ハイダ族(Haida) |
ハイダ語族
居住地は、クイーンシャーロット島やブリティッシュコロンビア北部の海岸地域である。人口は1950年で1000人ほどである。
サケ漁に大きく依存していてが、ハイダはオットセイやラッコなど海獣を多く捕獲していたようである。ハイダは優れたハンターであった。
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| チムシアン族(Tsimshian) |
チムシアン語族
居住地は、ブリティッシュコロンビア北部のスキーナ川周辺で、河口付近から内陸にかけて広がる。人口は1950年で700人ほどである。
海岸部では、やはり大型のダグアウトカヌーが使われた。
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| クワキウトル族(Kwakiutl) |
ワカシュ語族
居住地は、バンクーバー島の北端〜ジョンストン海峡、クック岬にかけてと、ダグラス水路〜ビュート入江までの大陸海岸部であるが、ベラ・クーラの居住する地域を除く。人口は1950年で1100人。
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| ヌートカ族(Nootka) |
ワカシュ語族
居住地は、バンクーバー島の西海岸クック岬からポートサンジュアンにかけてである。人口は1950年で1600人である。
ヌートカはブリティッシュコロンビアで唯一クジラ漁をしていた部族である。
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| コーストサリッシュ族(Coast Salish) |
サリッシュ語族
サリッシュ族はかなり広い地域に居住し更に細かく分類される。ブリティッシュコロンビア南部からオレゴン、更にアイダホにかけての内陸まで広い。その中で、海岸部に住む部族をコーストサリッシュと呼んでいる。
コーストサリッシュ族の居住地は、ブリティッシュコロンビア南部ジョージア海峡〜ワシントン州ピュージット湾にかけての海岸地域である。人口は1950年で約3000人ほどである。
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