エポキシの色についてコーティングやファイバーグラッシングなどに使うエポキシの色について説明しておきましょう。
■シルバーチップエポキシ
エポキシ主剤(A)はほとんど無色透明、硬化剤(B)はわずかに淡黄色を帯びています。→ シルバーチップエポキシ
■システムスリーエポキシ
エポキシ主剤(A)はほとんど無色透明、硬化剤(B)は写真のように色が付いています。使用するときは、A:B=2:1で混合するので色は薄くなります。 → システムスリーエポキシ
■クリヤーコート
システムスリーのエポキシの中では最も透明なエポキシです。エポキシ主剤(A)、硬化剤(B)ともほとんど無色透明。 → クリヤーコート
■SB-112
エポキシ主剤(A)は無色透明、硬化剤(B)はわずかに色が付いています。使用するときは、A:B=2:1で混合するので色は薄くなります。ファイバーグラッシングやコーティングでは、まず色は分かりません。無色と考えて問題ないでしょう。 → SB-112
■ミラーコート
エポキシ主剤(A)は無色透明、硬化剤(B)は少し色有り。下地が真っ白なものの場合、厚くコーティングすると若干色が付くかもしれません。 それ以外の木材のようなものなら色が目立つことはないでしょう。 → ミラーコート
■コーティングの場合の色
コーティングの場合、厚く塗り重ねてもエポキシの厚さは1ミリにも満たない場合がほとんどです。そのような薄い層では色が付いていてもあまり目立ちません。色が目立ちやすいのは、下地が真っ白なものの場合です。 上の写真は、システムスリーエポキシ(硬化剤は#2)の混合後の状態。容器に入った状態ではかなり色が付いているように見えます。隣は、それを白いポリエチレンの上に塗ったところです。ヘラの周囲にはエポキシを塗り広げていますが、色が付いていることはあまり分からないでしょう。
もうひとつ。木材や紙などの浸透性の大きいものに塗る場合は、材料が液体で濡れることにより見た目の色が変わります。これは水で濡らす場合と同じことです。木材にエポキシを塗るといわゆる“ぬれ色”になります。一般に、淡色の木材では色の変化は小さいですが、濃い色の木材はより濃い色に変わります。写真は、ラワン合板にエポキシを塗ったところです。あらかじめ、エポキシを塗ったあとにどのような色になるかを知りたい場合は、水拭きしてみれば分かります。ただし、よく乾燥させてからでないとエポキシは塗布できませんので注意してください。 木材本来の色をきれいに出したい場合は、無色のエポキシをおすすめします。
■エポキシの変色
エポキシの硬化剤(B)は長い時間が経つと色が濃く変色する場合があります。また、硬化したエポキシは日光(紫外線)によって黄色く変色していきます。紫外線は変色だけでなくエポキシを劣化させるので、日光のあたる場所では紫外線吸収剤を含む塗料で保護塗装を行うことをおすすめします。 →塗料
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