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エポキシの粘度について

ベーシックタイプのシステムスリーエポキシ
取り扱っているエポキシ樹脂の粘度についての質問が多く寄せられるのでここで説明しておきます。
粘度については、文字や言葉だけではどうしても正確に伝えることができません。できるならば、ぜひシステムスリーのエポキシを少量でもよいのでお試しください。ひとつでも実際に使っていただければ、それを基準にして他のエポキシの粘度も容易に想像できるでしょう。
右写真はベーシックタイプのシステムスリーエポキシです。
















超低粘度
エポキシ
クリヤーコートエポキシ
ロットフィックス
これら2種類のエポキシはサラダ油やオリーブオイルと同程度の粘度と考えてよいでしょう。
低粘度
エポキシ
シルバーチップエポキシ
システムスリーエポキシ
SB-112エポキシ
これら3種類の粘度はだいたい同程度で、サラダ油などよりは少し粘り気が大きくシロップ状の粘度です。システムスリーエポキシの3種類の硬化剤は、#1(ファースト)が最も粘度が大きく、#3(スロー)が最も粘度が小さい。

ミラーコート
ミラーコートは上の3種類に比べると若干粘度が高いです。
粘度大
(接着剤、パテ)
ゲルマジック接着剤
T-88接着剤
クイックキュアー接着剤
市販の2液型エポキシ系接着剤と同様で水あめ状の粘度です。(ゲルタイプはペースト状で流動しません)

メタルウェルド
軟らかいペースト状です。
EZフィレット
軟らかいペースト状です。
クイックフェアー
やや硬いペースト状〜バター状
スカルプウッド
軟らかい粘土状


粘度を数値で表す方法もありますので参考までに下表に示しておきます。
粘度を表す単位は、ポアズ(Poise/略してP)が使われます。
1P=100cP=1gf/cm・s、国際単位系ではPa・s 1Pa・s=10P
(cPはセンチポアズ)


0℃25℃50℃75℃100℃
システムスリーエポキシ-750---
クリヤーコートエポキシ-300---
T-88接着剤-約10000---
クイックキュアー接着剤-約10000---
積層用ポリエステル樹脂-300-600---
ゲルコート用樹脂-1500-1800---
ひまし油-70012542.016.9
硫酸-23.811.76.64.1
水(20℃で1.0cP)1.7920.89

0.282
アセトン0.4020.3120.2470.2000.165
グリセリン
1069(20℃)


空気
0.018(20℃)


ガラス1015(400℃)、109(800℃)
(注)粘度の単位はcP(センチポアズ)、システムスリーエポキシの数値は#2硬化剤を使用した場合のもの

エポキシは、2液(樹脂と硬化剤)を混合して使用します。樹脂と硬化剤は全く別の物質なので粘度が異なるのが普通です。システムスリーエポキシの場合でも、#2硬化剤に比べると#1硬化剤は粘度が高く、#3硬化剤は粘度が小さくなっています。

また、上の表からも分かるように、一般に液体は温度が高いほど粘度は小さくなり、逆に温度が低いと粘度は著しく増大します。エポキシは25℃のときのデータしかありませんが性質は同じです。真夏の30℃のときと、真冬の0℃のときとでは粘度は相当に差があります。低粘度のエポキシでも、0℃では粘度が非常に大きくなり、計量ポンプで吸い上げることにも非常に時間がかかるようになります。そのような場合はエポキシを少し温めてやるとよいでしょう。

樹脂と硬化剤のそれぞれの粘度など、さらに詳しくは技術資料を参照ください。
詳しい技術資料についてはこちら


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