ヒロウッデンカヌーショップ

システムスリーエポキシと木材補修フィラー

傷んだ木材を修復できる低粘度エポキシ樹脂とパテ材料のフィラー

■システムスリーエポキシ

システムスリーエポキシ(150mlセット)

↑システムスリーエポキシの150mlセット

システムスリーエポキシは、木材修復に適した低粘度エポキシ樹脂です。
傷んだりスポンジ状になった木材に深く含浸し、強くて耐水性のあるベースを作り、補修や修復を可能にします。
防腐処理をする場合は、システムスリーエポキシを塗布する前に行ってください。防腐剤は、ティンボアがおすすめです。ティンボアは水溶液にして浸透させるのでエポキシの塗布に影響しません。
市販の防腐剤の使用には注意が必要です。油性のものや塗膜を作る防腐剤(防水効果を持つもの)を塗布するとシステムスリーエポキシが浸透しなくなります。
染み込みが大きい木材の場合、100mlでおおよそ30センチ四方(0.1平方メートル)のエリアを補修できます。染み込みが小さい場合は、0.2~0.3平方メートル塗布できる場合もあります。木材の種類や状態などにより補修できる面積は異なります。
米国製。日本語取扱説明書付き。

<用途> システムスリーエポキシは傷んだ木材に深く浸透し、強くて耐水性のあるベースを作ります。また、木材補修フィラー(粉末)を混ぜることで、パテやペーストを作ることができます。

<使用方法> 主剤と硬化剤の混合比(体積比)は簡単な2:1です。2液を正確に計量してよく混合して使用します。木材補修フィラーを混ぜる場合は、まずシステムスリーエポキシを計量混合してからフィラーを混ぜていきます。

◎おすすめする木材補修の方法を分かりやすく解説しています。ぜひご覧ください。⇒ 「木材補修の方法」

◎次のページもご覧ください。⇒ 「木材補修の実例」

◎こちらも合わせてどうぞ ⇒「木材の補修ハンドブック」(550円)

■システムスリーエポキシ 価格

品番システムスリーエポキシ 容量価格(税込)在庫
0100K81Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)150mlセット3,450円
0100K83Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)300mlセット4,900円
0100K87Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)750mlセット8,700円
0100K42Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)3パイントセット(約1.4L)14,700円
0100K44Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)3クォートセット(約2.8L)26,600円
0100K46Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)1.5ガロンセット(約5.7L)42,000円
0100K52Mシステムスリーエポキシ(ミディアム)3ガロンセット(約11.4L)76,100円

▲:メーカーオリジナル容器での在庫はありませんが、当店で用意した別容器でよろしければ出荷可能です。

※表示量は主剤と硬化剤の総量です。(例:150mlセットは主剤100mlと硬化剤50mlのセットです)
※150ml~750mlセットは当店で小分けした商品です。メーカーオリジナル容器ではありませんのでご了承ください。
(在庫/◎:5以上あり、×:在庫切れ)
商品の入荷予定

●システムスリーエポキシの硬化剤について
ミディアム硬化剤は、真冬の低温時や真夏の高温時を除いてほぼ1年中使えます。
ミディアムの他に、ファーストとスローがあります。
  • ファーストは、低温時に向いています。硬化が速いので厚くパテを盛ると熱暴走のおそれがあります。粘度はミディアムより大きいです。硬化が速く粘度も大きいので木材への浸透性は劣ります。
  • スローは、高温時に向いています。低温時は非常に硬化が遅くなります。粘度はミディアムより小さいです。硬化が遅く粘度も小さいので木材への浸透性がよいです。硬化が遅く熱暴走しにくいのでパテを厚く盛りたいときに適しています。
詳しくは、 システムスリーエポキシのページをご覧ください。


■木材補修フィラー

木材補修フィラー

木材補修フィラーはシステムスリーエポキシに混ぜてパテやペーストを作るための粉末です。
混ぜる割合により、軟らかいペースト状から粘土状のパテまで、好みの充てん材を作ることができます。
エポキシに体積比でフィラー2~3倍混ぜると軟らかいペースト状になります。 軟らかいペースト状のものは、木材表面の細かいひび割れ、小さいすき間、浅いくぼみなどの充てんに適します。ヘラやスクイージーで塗り付けることができます
エポキシに体積比でフィラー5~6倍混ぜると粘土状のパテになります。 粘土状のパテは、大きなすき間や欠損部分の充てんができます。

当店オリジナルに配合しており硬化後のパテは研磨しやすいです。硬化後は、木材と同じように切断、切削、研磨、穴あけができます。
エポキシをベースとしていますので接着力が強いです。硬化後の収縮もありません。 塗装もできますがパテが完全に硬化してから行なってください。できれば1週間以上硬化させた方がよいです。
色は薄い茶色です。色を濃くすることもできます。色を濃くしたい場合は、フィラーにフェノリックマイクロバルーンを混ぜるとよいでしょう。1割程度混ぜるだけでもかなり濃い色になります。
また、顔料を混ぜても着色できます。

●パテを作る場合の量の目安
体積比でエポキシ1に対して木材補修フィラー5の割合で混ぜると粘土状のパテになります。
量的にはだいたい次のようになります。
エポキシ100ml + 木材補修フィラー500ml = 出来るパテ200ml

●パテの量からエポキシと木材補修フィラーを知る方法
パテの量=A とすると、エポキシの量=A×0.5  木材補修フィラーの量=A×2.5

<例> 1リットル(1000ml)のパテが必要な場合
エポキシの量=1リットル×0.5=0.5リットル(500ml)
木材補修フィラーの量=1リットル×2.5=2.5リットル

◎こちらも合わせてどうぞ ⇒「木材の補修ハンドブック」(550円)

■木材補修フィラー 価格

品番木材補修フィラー 容量価格(税込)在庫
FLH001木材補修フィラー 300ml450円
FLH002木材補修フィラー 1リットル1,100円
FLH003木材補修フィラー 5リットル4,600円
FLB001フェノリックマイクロバルーン 300ml660円
FLB002フェノリックマイクロバルーン 1リットル1,650円


以下はシステムスリーエポキシと木材補修フィラーの混合比を変えてテストしたものです。
比率は体積比です。

●システムスリーエポキシのみ(フィラー無し)
システムスリーエポキシのみ
●エポキシ:木材補修フィラー=1:1
エポキシ:木材補修フィラー=1:1
●エポキシ:木材補修フィラー=1:2
エポキシ:木材補修フィラー=1:2
●エポキシ:木材補修フィラー=1:3
エポキシ:木材補修フィラー=1:3
●エポキシ:木材補修フィラー=1:4
エポキシ:木材補修フィラー=1:4
●エポキシ:木材補修フィラー=1:5
エポキシ:木材補修フィラー=1:5
●エポキシ:木材補修フィラー=1:6
エポキシ:木材補修フィラー=1:6